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岩石には生成の過程により、[火成岩][堆積岩][変成岩]の3種類に大別されます。
ここでは、それら岩石の種類と代表的な石材の簡単な特徴をまとめました。

火成岩とは・・・

火成岩とは、マグマが冷え固まり結晶化したものを呼び、固まる場所で3種類に分けられます。
地中の深いところで熱と圧力を受けて徐々に固まった岩を「深成岩」と呼びます。逆に地表や比較的浅い地中で固まった岩を「火成岩」、それらの中間にある岩を「半深成岩」と呼んでいます。花崗岩、斑レイ岩、閃長岩、閃緑岩、安山岩、玄武岩、流紋岩、粗面岩、斑岩、ひん岩などがあります。

堆積岩とは・・・

砂利や砂、粘土、生物の遺体(サンゴ・貝殻・植物)などが水流や波、風などによって湖や海底に運ばれて積もったものを堆積岩と呼びます。
また軽石や火山灰、他の火山砕屑が地表に降下し堆積したものも同じように呼ばれます。
石灰岩、苦灰岩、チャート、石炭、礫岩、角礫岩、砂岩、泥岩、頁岩、粘板岩、火山角礫岩、凝灰角礫岩、火山礫凝灰岩、凝灰岩、岩塩、石膏などがあります。

変成岩とは・・・

火成岩や堆積岩などの地層が地殻変動にともなう熱の圧力を受けて再結晶化し、変質したものを変成岩と呼びます。
蛇灰岩、ホルンフェルス、結晶質石灰岩(大理石)、珪岩、スカルン、直閃石菫青岩、グライゼン(英雲岩)、千枚岩、結晶片岩(片岩)、片麻岩、ミグマタイト、角閃岩、グラニュライト、エクロジャイト(榴輝岩)、マイロナイト(圧砕岩)などがあります。

 

●花崗岩(主に建築物の外部などに使用)
地球上でもっとも多く存在する岩石の代表で、御影石と呼ばれています。地下深部のマグマが地殻内で冷却固結した結晶質の石材です。強い硬度と美しさ、他の石材にはない耐久性を持っていることから建物の外部などを中心に多く用いられています。白・ピンク・赤の色合いがあり「白みかげ石」と呼称されるものは花崗岩や花崗閃緑岩であり、「黒みかげ」と呼ばれるものは閃緑岩などを指しています。

●大理石(主に建物の内部に使用)
主に建物の内部で使われる装飾石材です。石灰質の混入鉱物によって白やベージュ、灰、緑、紅、黒などの色があります。また、無地のほかにも縞・筋・更紗・蛇紋などの模様が入り、磨くことで鮮やかな光沢が出ます。花崗岩に比べて軟らかく、短時間で加工できる利点があり、模様や色調が美しいことから装飾用の内装材として広く親しまれていますが、屋外で酸性を帯びた雨にさらされると、半年〜1年程で表面の艶を失うので注意が必要です。

●砂岩(主に敷石や花壇などに使用)
砂岩は種々の岩石が粗粒となって水中に堆積・膠結したものです。耐火性があり、酸にも強い特長をもっています。一方で吸水率の高いものは、外装に用いると凍害を受けることや、汚れや苔がつきやすい面があり、十分なメンテナンスを必要とします。石質・外観に多種多様な表情が楽しめる石材です。

●石灰岩(ビルの内装、産地では石垣などに使用)
主に炭酸カルシウムからなる岩石で、粗粒ですが他の石材にはない独特の風合いを持っています。比較的軟らかく加工しやすい反面、取付部耐力、曲げ強度などは他の石材に比べて劣ることから内装の壁、床材などに向いています。

●安山岩(産地では石垣や石壁、また砕石(砂利)などにも使用)
噴出した火山岩で、地表近くに塊状や柱状、もしくは板状で露出しています。灰褐色の色調のものが多く、光沢はほとんどありませんが、花崗岩に似た色と斑紋を持つ美しい岩もあります。硬い石質を持ち、強い耐久性や耐火性を備えているため用途も広く、一般住宅のコンクリートを飾る貼り石や敷石などをはじめ、多彩なところに採用されています。

●凝灰岩(石塀や石蔵、温泉の岩風呂などに使用)
火山岩や砂、岩塊片などの火山噴出物が水中や陸に堆積して凝固したものが凝灰岩です。光沢がなく、時間の経過とともに変色する傾向にあります。白色、淡灰色、緑灰色の色を持ち、採石と加工が簡単にできる軟石で、耐久性にも優れていることから古くより親しまれてきました。

●粘板岩(瓦や塀、硯などに使用)
通称「スレート」と呼ばれ、均一で非晶質の板状組織を持っています。色調は黒や赤褐色が一般的ですが、なかには緑色のものもあります。簡単に板状に加工でき、曲げ強度を持っていることから、屋根材に多く使われています。

 

 

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